カネをバラまくことで国も経済も救えない

※本書の版元は「全国社研社」ですが、当センターが制作しました。
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デフレ、インフレとは何か?
円安、円高とは何か?

アベノミクスは日本経済をどこに導くか。
そして労働者、勤労者の暮らしはどうなるのか

著者、長年の研鑽の集大成


《安倍政権は、「景気は回復した」とか言ってあれこれの統計を持ち出していますが、労働者の賃金はほとんど増えておらず――むしろすう勢的に減り続けています――、他方国民の消費も停滞し、設備投資も製造業では5%、10%も減少し続けているのですから、本物の「景気回復」などまだまだ遠いというのが現状です。
 こんな15年戦争中(1931〜45年)の「大本営発表」にも似たえせ情報によって、消費増税に走ることなど公約違反(3党合意違反)であり、とことん無節操で、厚顔無恥そのものです。》
(序文より)



■著者:林 紘義
■初版:2013年11月5日
■定価:2
000円 + 税
■送料:1冊210円
  2冊以上は送料当センター負担
■判型:A5判
■ページ数:300頁
■発行所:全国社研社
■製作:ういんぐ出版企画センター
【目 次】

序文・読者の皆さんへ

第一部《理論篇》
 「インフレ」、「円安」とは何か「国民経済」、「成長」とは何か

第一章 インフレ、デフレの正しい概念について――リフレ派学者の山師的
 “経済学”と安倍の品のないプラグマチズム“経済学”

第二章 「円安」は打ち出の小槌ではない
 「価値概念」を欠落させた「円安」幻想

第三章 「金融緩和政策」とそれによる繁栄願望
 政府と日銀は手をたずさえて国家破産、経済破綻へ

第四章 「国民経済」、「経済成長」の概念について
 ケインズの頽廃“経済学”と安倍の低俗観念

第二部《実践・政策篇》
政府と日銀一体の「無制限の」カネのバラまき
 「わが亡き後に洪水は来たれ」でいいのか

第一章 安倍の再登場とアベノミクス
 カネをバラまくだけの国家主義者の“国家破滅”政策

 一、再度権力を狙って策動――「無制限」のバラ撒きを呼号して
 二、カネをバラ撒けばすべてバラ色?――デマゴーグとして名乗りを上げる
 三、「長期政権」を策動――バラまきで国民を篭絡し“専制体制”狙う
 四、大借金予算を“健全”と見せ掛け――ますます水ぶくれの膨張財政
 五、借金で公共事業も大盤振る舞い――労働者、勤労者には消費大増税を押しつけながら
 六、“財政ファイナンス”そのもの――金融超緩和の本当の意味
 七、国家衰退や破滅への道――カネ垂れ流しの来し方、行く末
 八、救いなき寄生化と衰退へ――「金融緩和」頼みの世界のブルジョア

第二章「成長戦略」なき「成長戦略」
 TPPでも“国益”を表看板に、保護主義に固執

 一、「最後の切り札」の“成長戦略”というが――政権延命のためのバラまきだけ
 二、願望と空頼みの三つの「成長戦略」――根拠ない“具体的”数値目標
 三、小所有の「緩和」でなく廃棄を――農業における安倍の「成長戦略」
 四、「構造改革」や「規制緩和」はどこへ――自由貿易主義と矛盾する「聖域」固執
 五、農業保護主義を卒業できず――“国益”叫ぶだけなら何のためのTPP参加か
 六、何のためのTPP参加――自由貿易の深化こそ“国益”ではないのか

第三章安倍は日銀も“占領”する――こけ脅しの“異次元”金融緩和の行方

 一、白川日銀窮極の頽廃――「通貨の番人」どころか放漫政府の手先
 二、世界中の中銀が“カネ”の垂れ流し――白川日銀も先頭に立って
 三、安倍は責任を日銀に転嫁――「責任」を言うなら政府が負え
 四、安倍政権の下僕機関に堕す黒田新総裁の日銀
 五、黒田かいらい日銀の門出――どんな新規の手段も展望もなく
 六、自爆“特攻”の黒田日銀――質量共に“異次元”の国債購入

第四章 「良いインフレ」など決して存在しない――アベノミクスと労働者階級

 一、インフレは労働者の利益か――デマで労働者を釣る安倍政権
 二、「賃上げで不況克服」は空文句――はびこるケインズ主義の俗論
 三、偽善的なパフォーマンス――安倍の経済界への「賃上げ要請」
 四、「賃上げで成長」など空論――安倍政権と企業のいやらしいアウンの共謀
 五、賃上げは雀の涙、物価はたちまち上昇――労働者の味方装うアベノミクスの破綻
 六、春闘の賃上げは幻想だった――挫折した「賃上げでデフレ克服」論
 七、「良いインフレ」などあり得ない――安倍は物価上昇を喜び、はしゃぎ回るが

第五章 ファシズム志向の安倍“独裁”政権
 「羊の皮」を脱ぎ捨て「狼の本性」をむき出しにし始めた

 一、安倍の政権復帰なら日本は奈落の底へ――下劣さは“慰安婦”問題で歴然
 二、国家主義の奔流を恐れよ――安倍自民党はどこへ行く
 三、どんな「日本を取り戻す」と言うのか――軍国主義国家再来策す悪党たち
 四、狼の本性隠し羊を装う――ファシズムへの志向露骨な安倍政治
 五、安倍に4・28を祝う資格なし――「戦後体制脱却」叫びながら
 六、憲法問題と労働者階級――現行憲法は資本やプチブルのためのもの
 七、「15年戦争」は何であったのか――安倍らは“自存自衛”の聖戦だったと叫ぶ
 八、民主主義は死んだ――18%の“絶対”得票率で“長期独裁”企む
 九、安倍の参院選勝利は自壊の始まり――空論と空約束の挙げ句に専制と暴政へ
 十、始まる安倍の“ファシズム志向”政治――教科書検定も政府の意のままに
 十一、法制局の乗っ取りも策す――憲法も民主主義も消えて行く
 十二、軍事大国の野望ギラギラ――集団的自衛権の「行使」容認へ
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